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冷却水が高速循環するエンジンの高回転域では、最も発熱量の多い |
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シリンダーヘッド周辺も、冷却水は一瞬で通過してしまいます。 |
この時、熱交換のスピード(熱の伝わるスピード)が遅いと、冷却水は |
十分にエンジンから、熱を奪うことができません。 |
“BILLION”が考える理想の冷却水とは、高速循環時においても、 |
確実に熱を吸収し、ラジエターでしっかり熱を放出できる |
熱交換のスピードが速い冷却水です。
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そして、我々は、モータースポーツでの開発現場で、また新たな新素材と出会いました。 |
その素材の名は、“TGBグリエサー”。 |
既存の成分である、エチレングリコールやプロピレングリコールに添加すると、熱の接点が活性化され、熱交換の |
スピードが向上する“脅威の新素材”です。 |
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では、エンジン負荷の増減に対して、水温がどのように変化するかを“TGBグリエサー配合タイプ”と“既存品”で |
比較してグラフで見てみましょう。 |
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・A地点 |
エンジン負荷の増大とともに、エンジン本体の発熱量が上がり、アッパーホース側の水温が上昇するA地点では
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“TGBグリエサー配合タイプ”の方が、水温が早く上がります。これは、エンジンからの熱吸収スピードが |
“既存品”より優れている証拠です。
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・B地点 |
また、負荷が一定になったB地点でアッパーホース側の水温が、既存品より低くなるのは、ロアホース側の |
水温低下に引っ張られるためです。
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・C地点 |
エンジン負荷が減少し始めるC地点では、“TGBグリエサー配合タイプ”の方が、ロアホース側で素早く水温が |
下がります。これは、ラジエターでの熱放出スピードが優れている証拠です。
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次のページ“冷却での最大のポイント!@”で、アッパーホースとロアホースの温度差について説明します。 |
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