泡による冷却効率の低下
 冷却効率が低下する最大の要因は「泡の発生」です。
 クーラントに「泡」が混入すると、その「泡」の部分における冷却効率は、なんと1/300(※)にまで低下するのです。
 この冷却効率の低下を防ぐのにはまず、「泡」の発生を抑えること。それでも発生してしまう「泡」に対しては消えやすい
 (液化しやすい)ことが求められます。
 クーラントの冷却効率低下を防ぐにはこの「泡」に対する対策が必要不可欠なのです。
 ※液体が吸収できる熱量 :気体の吸収できる熱量 = 300:1

 @シリンダーヘッド部分
   クーラントはエンジン内シリンダーヘッド上部(1)を通過する際、最も高温となり、沸騰してしまいます。


 Aウォータージャケット内
   ウォータージャケット内(3)での複雑な流路を高速循環する時、冷却水の流れがスムーズにいかなくなり、
   「泡」が発生します。


 Bウォーターポンプ部分
   高速で回転するウォーターポンプ(2)を通過するとき、"キャビテーション”現象によって「泡」が発生します。




 冷却水路内で発生する気泡は、いくら熱交換の優れた冷却水を使用しても、冷却性能を著しく低下させます。
 もちろん、他社品にも「消泡剤」は、添加されていますが、BILLIONとはレベルが違います。
 BILLIONでは、気泡ができるプロセスを徹底的に研究した結果、気泡にも性質の違う3種類の気泡が存在することが
 わかりました。
@ シリンダーヘッド周辺の沸騰により発生する気泡
A ウォータージャケット内での複雑な流路を高速循環する時に発生する気泡
B ウォーターポンプ周辺でキャビテーションにより発生する気泡
 そこで、BILLIONは、これら種類の違う気泡に対して、各々に有効な「消泡剤」をブレンドして使用するという手法で、
 「高温」「高回転」という過酷な条件においても、気泡の発生を徹底的に抑制することを可能としました。
 対して、他社商品では、比較的コストの安い低温域に有効な「消泡剤」が1種類、入っているものが多く、「高温」「高回転」
 に有効なBILLIONと同等レベルの高価な「消泡剤」は、使用されていないのが現実です。

 実際に沸騰による気泡の発生の仕方を、様々なLLCと比較してみましょう。
 上記写真のように、BILLIONの冷却水は、小さな気泡が断続的に発生します。対して、他社製品や純正クーラントは、
 連続的に大きな気泡が大量に発生します。これが、BILLIONの消泡技術の証明です。
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